わがままな機械
本日はレコーディングで午前中から中野へ行った。
ライブでは耐久性と持ち運びの便利さを重視し
コンパクト型のデジタルディレイを使用しているが、
レコーディングなので久しぶりにECHOPLEX(テープエコー)を持っていった。
数日前から自宅でECHOPLEXを稼動させ、様子をみていた。
エコーの調子はばっちり。やはりECHOPLEXの音はとても良い。
早朝、大きなバッグの下に衝撃吸収ゴムマットを敷き、
ECHOPLEXを入れて電車で向かった。
以前は車でこのテープエコーを持ち運んでいたのだが、
バッグに入れ持ち運ぶととても重い。
しかも40年以上前の真空管テープエコーなので気を使う。
慎重に持ち運んだ。
早めに中野に着いたのでCD店を覗いてみた。
ワールドミュージックのコーナーに
何故か「Acid Mothers Temple」のCDが陳列されているのを発見。
しかしECHOPLEXが重い。
これを担いでいるとうろうろ歩くのもしんどい。
スタジオに向かった。
スタジオ内に入り、そっーとECHOPLEXを床におろし
電源を入れてみたところ前日家で弾いていたフレーズが
消去されずにテープに残っており延々と流れた。
いつまでたっても鳴り止まない。
もちろんエコーは全くきかない。
「・・・・・・?」
色々見てみたが自力では無理なので
いつもお世話になっているリペアマンの方に電話をかけ質問してみた。
簡易的な直し方を教えてもらい再びトライしたが、
復旧しそうにない。
俺「今日は重たい君を丁寧に運んできたんだし鳴ってくれよ」
ECHOPLEX「イヤだ。ワタシ、今日は気分じゃないの」
俺「そんなこと言わずに頼むよ。今までいくらつぎ込んで来たと思ってんだよ」
ECHOPLEX「ワタシ知らない。とにかく今日は気分じゃないの」
俺「・・・ そんなこと言わないで頼むよ(と、ガチャガチャといじっていると)」
ECHOPLEX「なにするのよ、エイッ!(ビリビリビリビリッ~~!)」
俺「ギャッ!!!」
しつこく直そうとしたところ2回も感電してしまい、
5分ほど頭がボッーとなってしまった。
ヒドイ仕打ちだが、いつもこんな感じである。
まともに鳴るのは家の中くらいなもので、外に出すとふて腐れてしまう。
そのくせメンテにとても金がかかる。
それに比べてデジタルディレイの従順さといったらない。
俺「やい、デジ公。頼むぜ。」
ディレイ「ハッ、御意に!」
小さくて壊れることもなく、テープの交換もいらず、
メンテの金もかからない。
素晴らしい。
結局レコーディングは予備で持ってきていたデジタルディレイを使った。
録音が終わった。
ECHOPLEXを担いで帰らなければならない。
今回全く役に立たなかった代物である。
非常に重いし、気持ち的にはブン投げて帰宅したかったが
それも出来ず再び担いで帰った。
今日はECHOPLEXというダンベルを使った
体力増強のトレーニングをおこなったと自分は思うことにした。
LIVE071213
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