羽の質感
先日、アンドレス・セゴビアの10枚組CDが欲しくなり
近所のTレコーズに電話をかけ、在庫があるか確認した。
在庫は無かったが、取り寄せができるか調べて折り返し電話をくれるとの事。
少し時間を空けて電話があった。
店員の女性は「TレコーズではそのCDをリリースしているレーベルと取引が無いので取り寄せができません。が、お調べしたところH○Vさんのほうではお取り扱いがあるようです。H○VさんのWEBショップで購入できる様なので、そちらをご案内します」
と丁寧に教えてくれた。俺が欲しかったセゴビアのCDを、
他店の利益になるのを承知で教えてくれたTレコーズの女性店員の方に感動した。
以前の日記で愛器ECHOPLEX(真空管テープエコー)の調子が悪いと書いたが、
その後いつもお世話になっているリペアマンの方に直してもらい復活した。
が、40年も前の代物なのでこれからは家で鳴らすかレコーディングの時だけ持っていったら?と提案され、代替でライブで使えるテープエコーを探しにかかった。
数年前からブライアン・セッツァーやキース・リチャーズらが使用している
アメリカのF社製テープエコーの噂は聞いていた。
このテープエコーはECHOPLEXを参考に組み上げた物なので、
F社の国内代理店から注文し、購入した。
早速鳴らしたがまともに音が出ない。
結局初期不良品だった。
返品し、再度代替品を送ってもらったが、何とこれもまた初期不良品。
F社の国内代理店の対応は正直悪かったし、ここの製品は買わない事にした。
リペアマンの方にその旨を話すと国内大手のR社が最近出したSPACE ECHOが中々良いと噂を聞くよ、との事。R社の名機RE-201 SPACE ECHO(テープエコー)を自社のモデリング技術で復活させた物だ。
早速購入して使用したところ、かなり良い。
自分も以前RE-201を鳴らした事があるが、良く出来ている。
その機種や自分が所有している大昔のR社の製品の事で色々質問があり、
R社のサポートセンターに電話をした。
古い製品なので調べたうえで折り返し連絡してくれるとの事。
少し時間を空けて電話があった。
そのサポートの女性は知識もあり、こちらの質問に対して的確な返答をしてくれた。
一通り話しを終えた後、素朴な疑問をぶつけてみた。
この復刻ブームの中、なぜR社は現在高額で取引されている自社の過去の楽器を復刻しないのですか?例えば、RE-201や、BOSSブランドの赤いアナログディレイ、TR-808など・・・自分も昔は使っていたので懐かしいし、復刻という形で出されたら買いたいのですが、という内容。
すると「そういうお話は時々いただくのですが、R社の方針として過去にリリースされたものを復刻という形で出す事はありません」とニコやかに話された。
これには自分も納得し、またR社の姿勢に共感をおぼえた。
俺だって自分の過去の演奏の焼き直しなどやりたくないし、今現在やっている(作っている)ものが良いと思っているから。
近所のTレコーズの女性店員の方もR社も、素晴らしい。
LIVE071213
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